今回はウォータースタンドの床置き型のサーバー「ピュアライフ」についての記事です。
ピュアライフとはどんなウォーターサーバーなのか。
『使い放題な浄水型ウォーターサーバー』
つまり『総濾過量の多さ』が売りのサーバーです。
総濾過量が何なのか分からない人に説明すると、
浄水型サーバーにはそれぞれ水を濾過するキャパというものがあり、それが総濾過量です。
総濾過量を超えるとフィルターの濾過能力が低下するため交換が必要になります。
どの浄水型サーバーも定期的に無料で新しいフィルターが送られてきますが、その前にキャパを超えてしまうと有償でのフィルター交換が必要になります。
1日あたり何ℓとか書いてあるのは、「総濾過量÷無料配送までの期間」という計算式で割り出した1日あたりの水の濾過量です。
よくメーカー公式のサイトに「使い放題」とか書いてありますが、
実際は「(有償でフィルター交換すれば)使い放題」という事になります。
有償フィルター自体はそんなに高いものではありません(だいたい月額料金1ヶ月分くらい)。
が、何となく騙された気になっちゃいますよねw

せっかくなら総濾過量の多いサーバーでキャパに余裕を持って使えた方が良いんじゃない?
一人暮らしの方は使う量も多くないので、濾過量は気にしなくても大丈夫だと思います。
しかし3人以上のご家族の場合、ある程度総濾過量を意識してサーバーを選ぶ方が良いのかなと思います。
今回の記事は特に
- 飲む水だけじゃなくて炊飯にも料理にも水を使いたい
- 3人以上のご家族で、みんなで美味しい水を飲みたい
- コスパよく水の使用量を気にせずサーバーを使いたい
こんな方々に読んでほしいです。
この記事はウォータースタンドの「ピュアライフ」について知りたいと思っている皆様に向けて書いています。
この記事を読むと
- ピュアライフがどんなウォーターサーバーなのか
- ピュアライフのメリット・デメリット
- ピュアライフがどんな人に向いているのか
が分かります。
ウォータースタンドといえば、卓上型のサーバー 「アイコン」についても別記事で触れています。


気になる方はそちらも読んで頂ければと思います。
【ウォータースタンド ピュアライフとはどんなウォーターサーバー?】


(特徴①給水型ウォーターサーバー)
ピュアライフは床置きタイプで、かつ給水型のサーバーです。
料金は月額3,300円で平均的。
初期費用や解約金がかからないので、気軽に始められるサーバーといえます。
給水の仕方は、
- 給水タンクを外して給水→タンクを取り付ける方法
- 給水タンクはそのまま→ピッチャーなどでタンクに給水する方法
の2通りがあります。
そして、
- 水道には接続していないため設置に際して工事などは不要
- 設置場所も自由
- 設置作業もスタッフが訪問してやってくれる
こういう面倒を引き受けてくれると助かりますよね。
(特徴②大容量の高性能フィルター)
浄水フィルターに関しては、アイコンと同じナノトラップフィルターを使用。
こちらも同じくネオセンスフィルターおよびイノセンスフィルターの3段構えの浄水システムもそのまま同じです。
しかしアイコンと全く違うのは、その濾過量。
何と2520ℓ(1日あたりで最大14ℓまで)の水を濾過する事が出来るのです!
なので大家族であっても2世帯・3世帯住宅であってもこれ1つあれば飲み水も料理も全然大丈夫!
なサーバーです。
(特徴③抽出量が選べる)
この辺りはアイコンと同じ。
- 120ml
- 250ml
- 連続抽出(最大1ℓ)
の3種類から抽出量を選ぶ事ができます。
【給水型ウォーターサーバー・ピュアライフのメリットとデメリット】
(給水型ウォーターサーバーのメリット)
給水型サーバーのメリットといえば、やはり設置場所が自由になるところだと思います。
ピュアライフは床置き型なので高さは120cmほどありますが、
幅は26cmとティッシュ箱ほど。
なのでそれくらいのスペースがあれば設置できます。
そして設置に際して工事が要らない点もメリットと言えるでしょう。
賃貸でもOKとはいえ、工事の必要がないのは良いことかと思います。
定期的なフィルター交換は自身で行うセルフメンテナンス方式なため、訪問スタッフに対応する必要がないというのも良いと思います。
(給水型ウォーターサーバーのデメリット)
給水が必要な点は大きなデメリットですが、給水型である以上は仕方ないですよね。
作業自体はそれほど大変ではありませんが、やっぱり手間はかかるのでデメリットになってしまいます。
しかもピュアライフは給水タンクの容量が4.5ℓとそれほど大きくないため、仮に1日で14ℓの水を使う場合に3〜4回の給水が必要となります。
いちいちタンクを外して給水していると面倒に感じますが、こまめにピッチャーなどで給水していればそれほどでもないと思います。
ただポジティブに考えてみると、タンクが小さい=重さはそれほどでもありません。
そうなると、女性が給水作業をするのにもそれほど大変ではないと言えるのかもしれません。
エブリィフレシャスなんかは8ℓも入る大容量のタンクですが、それに満タンに水を入れてサーバーの上まで持ち上げるってなかなかの重労働だと思いません?
その点4.5ℓのタンクなら何とかなるかもしれない。
そう考えたら案外悪いものでもないのかも。
(トータルで見るとどうなのか?)
トータルでみてどちらが良いのかという事は、最終的には「その人による」と思います。
なので大事なのは、ご自身がどこを重要視しているのかという事。
その上でサーバーを選ぶのが良いと思います。
ちなみにアイコンかピュアライフかの選択の場合だと、
- 「給水がどのような方式なのか?」というよりも
- 「水をどの程度使うのか」という観点で選ぶ方が幸せになれそうな気はします。
【ピュアライフの大容量フィルター】


(総濾過量)
ピュアライフ最大のアピールポイントはここだと個人的には思っています。
「総濾過量2,520ℓ」
総濾過量がこれだけ多いサーバーはなかなかないと思います。
ちなみに総濾過量とは、
水を効果的に浄水出来るキャパのことで、これを超えるとフィルター交換が必要になるよという事。
逆にこの数値が高ければ、いっぱい使ってもOKという事。
(フィルターの濾過量はサーバーを選ぶ上での最重要項目)
個人的にウォーターサーバーの最重要なのは、総濾過量だと思っています。
だいたいどこのメーカーもフィルターを無料で交換すると宣伝していますが、
いつでも何度でもフィルター交換するということではありません。
「メーカーが定めたペースでのフィルター交換は無料」ということなんです。
仮に総濾過量600ℓのサーバーで、フィルター無料交換期間が6ヶ月とします。
そうすると1ヶ月あたりの濾過量は100ℓ。
それを1日あたりに換算すると約3.3ℓの濾過量(というか使える水の量)になるという訳です。
1人が使う水の量を2リットルと仮定した場合、これを一人暮らしの方が使うなら特に問題ないと思います。
ですがもしこれが4人家族だったらどうでしょう。
1日あたりの水の使用量が8リットルとなる→1ヶ月(30日として)の使用量は240ℓとなり、
おそらく6ヶ月どころか3ヶ月も経たないうちに総濾過量の600リットルに達してしまうのではないでしょうか。
そうなるとフィルターがそれ以上浄水できなくなってしまう。
つまりキャパオーバーの状態になってしまいます。
フィルター自体は無料交換期間まで待てば配送されますが、それまではサーバーを使えない状態になってしまいます。
一応フィルターは有償で交換できますが、トータルでサーバーにかかる金額は大きくなる。
なので私はこの総濾過量が一番重要だと思っている訳です。
これを知ら図に濾過量の小さなサーバーを契約してしまって
「こんなはずではなかった…」というパターンは割とあるようです。
もしこれがピュアライフだったら、
総濾過量が2,520ℓなので1ヶ月に240ℓの水を使っても10ヶ月以上大丈夫という計算になります。
(アイコンとの相違点)
フィルターに関してはアイコンもピュアライフも同じ物のように見えます。
ただ見た目や総濾過量が違うので単純にフィルターの大きさによるキャパの違いなのかもしれません。
これについては公式サイトでも言及されていなかったので、謎です。
(大量に水を使う家ならアイコンよりもピュアライフの方が良い!)
このようにフィルターの浄水性能や濾過量を見ると、
- アイコンは少人数のご家庭、もしくは飲み水だけの使用目的のご家庭向き
- ピュアライフは大人数のご家庭や毎回料理でも浄水を使うご家庭向き
であると言えるかもしれません。
【抽出量が選べるタッチパネル方式】


(抽出量が選べる)
アイコンもですが抽出量を選べるのはめっちゃ便利です!
ウォーターサーバーは一般的に「抽出ボタンを押している間は水が出る」というものが多いですが、
ピュアライフは
- 途中で止められる
- ワンタッチで定量抽出が可能
という便利さ。
(タッチパネルも見た目がカッコいい)
デザイン性の高さもピュアライフの大きな特徴の1つ。ネット上でのクチコミでは、
- シンプルでオシャレなデザイン
- どんなインテリアにも合わせやすい
- 家電感が少なくオシャレ
- マットカラーなので部屋の雰囲気を邪魔しない
などの意見が見られました。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回はウォータースタンドの給水型ウォーターサーバー、ピュアライフについての記事でした。
給水型+タンク容量が小さいためこまめな給水が必要になる機種ではありますが、その弱点を補って余りある総濾過量。
- 大人数のご家族
- 浄水された美味しい水をがっつり飲みたい方
- 料理にも浄水を使いたいという方
には絶対におすすめです!
気になる方は下記のリンクからチェックしてみてください!
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