今回はウォータースタンドの水道直結・卓上型ウォーターサーバーのアイコンについて書いていきたいと思います。
- 卓上型のウォーターサーバーを探している方
- 水道直結型のウォーターサーバーを探している方
- 給水するのが面倒で水道直結型のサーバーを探している方
こんな方にはアイコンはベストな選択かもしれません。
この記事を読むと、
- ウォータースタンドのアイコンがどんな特徴を持つサーバーなのか
- アイコンの浄水フィルターについて
- アイコンのサイズ感
- アイコンを導入〜使用、解約にかかる費用
について分かります。
興味のある方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
【ウォータースタンド アイコンはどんなウォーターサーバー?】
(水道直結型)
アイコンは卓上型のコンパクトなウォーターサーバーで、設置の際に工事が必要な水道直結型です。
設置の際には水道からの分岐の部品を取り付ける工事が必要ですが、それさえ済ませてしまえば後はとにかく楽チンです。
なぜなら給水が不要だから。
浄水型ウォーターサーバーの唯一と言ってもいい給水という欠点。
この手間を省けたのは本当に大きいと思います。
(瞬間加熱機能)
瞬間加熱機能も非常に優れた機能です。
そもそも前提としてアイコンは従来のウォーターサーバーのタンク式と違い、使用時のみお湯を沸かすというシステムを採用しています。
これによりコンパクトなサイズや電気代の効率化が可能となりました。
抽出の際、お湯の温度を
- 70℃
- 80℃
- 90℃
の3段階から選んで抽出する事ができます。
このような便利な面がある一方で、不便さもあります。
- 抽出の際にボタンを押してから数秒待たなければならない
- 大量のお湯を抽出する際に数回に分けないとダメ
などの点です。
(高性能フィルター)
ウォータースタンドの特徴は高性能なフィルターにあり、これにより水道水を安心で美味しい水に浄水しています。
機種によって
- ナノトラップフィルター
- ROフィルター
どちらかを搭載する機種に分かれています。
ここではアイコンに搭載されている「ナノトラップフィルター」について説明していきます。
【ウォータースタンド アイコンの浄水システムとその性能は?】
アイコンに搭載されたナノフィルターは静電気で不純物を吸着するフィルターです。
これはNASAが特許を保有するナノアルミ繊維を素材としており、一般的な浄水器では除去できないような物質も除去できる高い性能を持っています。
(高性能フィルターシステム)
そしてナノフィルターの性能を最大限に活かすために
ナノフィルターの前後にもフィルターを設置して、
前処理および後処理フィルターを設置することでナノフィルター性能を維持させています。
浄水フィルターには寿命があって定期的に交換しなくてはならないんですが、浄水性能の高いフィルターほどたくさんの不純物をフィルターにひっかけるために短命傾向にあります。
頻繁にフィルター交換をしていてはコストがかさんでそれは利用料にも当然影響します。
ナノフィルターは前後に別なフィルターを置くことによって、この問題を解決したのです。
大まかには、
- 最初のネオセンスフィルターで比較的大きな不純物を
- 二番目のナノセンスフィルターで不純物をほぼ除去
- 最後のイノセンスフィルターで臭いを除去
というような流れになっています。
それぞれのフィルターの役割を以下で説明していきます。
(ネオセンスフィルター)
第一のフィルターであるネオセンスフィルター。
ネオセンスフィルターは3層の活性炭からなり、水中のサビや残留塩素など体に有害な物質を除去します。
主な除去物質は
- 微細浮遊物質
- サビ
- 残留塩素
- 農薬
- 揮発性有機化合物
です。
またPFASの一部であるPFOAやPFOSもこの活性炭のフィルターで70%〜80%以上除去できるということです。
(ナノトラップフィルター)
ネオセンスフィルターで濾過された水はナノトラップフィルターへと流れてきます。
先ほども書きましたが、ここでは静電気を用いてウイルスやバクテリアなどの不純物を吸着させて99%以上取り除いていきます。
このフィルターで除去する物質は主に
- ウイルス
- バクテリア
などの微細な物質です。
このように不要な物質を除去した上で後処理フィルターであるイノセンスフィルターへと水を送ります。
(イノセンスフィルター)
第三のフィルターであるイノセンスフィルターは、天然植物由来の活性炭フィルターを用いて水の匂いを吸着してまろやかな味に仕上げるフィルター。
臭いと味の関係は本当に密接で、別な記事に出来るくらい内容が濃いです。
興味のある方はそちらも読んでみてください。
【ウォータースタンド アイコンのサイズはどのくらい?】
ウォータースタンド アイコンと言えば卓上サイズのコンパクトさが特徴でもあります。
なのでちょっとしたスペースに置く事ができます。
まずはアイコンのサイズを確認しておきましょう。
(アイコンの大きさ)
アイコンのサイズは以下の通りです。
- 幅180mm
- 奥行340mm
- 高さ385mm
と言われても全然イメージできませんよね笑
アイコンの横幅が私が現在使っているスマホpixel8proの縦(162.6mm)より少し大きいくらいです。
ただ、これだけだとイメージがしにくいので他社のサーバーとも比較してみましょう。
(他社のサーバーと比較)
比較するのはエブリィフレシャスmini、LoccaのLittaの2台。
エブリィフレシャスmini
- 幅250mm
- 奥行295mm
- 高さ470mm
Locca Litta
- 幅230mm
- 奥行347mm
- 高さ500mm
3台とも卓上型の浄水型ウォーターサーバーですが、幅がスリムで高さが低いのはアイコンのようです。
給水タンクがないメリットはこのコンパクトさに現れているのかもしれませんね。
アイコン | エブリィフレシャス mini | Litta | |
---|---|---|---|
幅 | 180mm | 250mm | 230mm |
奥行 | 340mm | 295mm | 347mm |
高さ | 385mm | 470mm | 500mm |
(このサイズのサーバーを水道直結にしたメリット)
アイコンのメリットを私なりに考察してみたいと思います。
まず第一は狭い水回りのスペースに置けるようにという事。
ウォーターサーバーという物の性質上、床置きでも卓上でも水道水を入れるという工程は必須です。
- サーバーを蛇口から遠くに設置すると、抽出は楽に出来るが給水が面倒になってしまいます。
- 一方でサーバーを蛇口の近くに設置すると給水は楽だけど抽出が面倒になってしまいます。
この二者はなかなか両立は出来ません。
アイコンの場合は、抽出が多少面倒であっても給水を楽にしようという意図があってコンパクトな大きさにして水道直結にしたのだと思います。
もう一つの大きなメリットとは何か。
水道直結にしたことで給水した水を貯めるためのタンクが必要なくなりました。
タンクがなくなった事によって3日に1度タンクを洗うメンテナンスもなくなりました。
これが第二のメリットだと思います。
これは結構大きいと思います。
他のサーバーだったら3日に1回〜週1はやらなきゃいけないメンテだから。
ただでさえ1日1〜2回は必要な給水がいらないのにタンクの洗浄も要らないって、使うユーザー側からしたらめちゃくちゃ恩恵は大きいと思います。
ただ、それと引き換えに瞬間加熱機能が必要になったので、お湯の抽出に時間がかかるようになってしまった。
これはもう仕方ないです。
どちらを取るかは消費者がそれぞれ選ぶことであって、どっちが絶対的に正解ということはないと思います。
【ウォータースタンド アイコンのコストはどのくらい?】
(契約時)
初期費用は無料というのをネット上でよくみますが、実際には『初回設置費』という名目で費用が発生します。
しかしこれもサーバーによって異なり、アイコン・ピュアライフは費用はかかりません。
無料で設置などを行ってもらえます。
その他のサーバーに関しては費用がかかり、金額は9,900円。
内訳は
- 本体の設置費用
- 初期設定
- 分岐水栓金具代
- 設置部材
- 出張費
- 廃材撤去費用
ということみたいです。
アイコン・ピュアライフ以外を契約する方は要注意です。
(月額料金)
アイコンは月々4,400円。
手数料などもかからないようです。
(解約時)
撤去費:設置から1年未満で撤去する場合は6,600円がかかります。
※アイコン・ピュアライフは無料
【まとめ】
いかがでしたか?
今回はウォータースタンドのアイコンについて書かせていただきました。
アイコンの特徴やフィルター性能、コストなどについて理解できたのではないでしょうか。
水道直結型ということで、他にはないメリットを持つアイコン。
- 給水の手間やタンクの洗浄の手間を省きたいという方
- 狭い水回りのスペースだけどサーバーを置きたいという方
こういった方には本当におすすめ出来るサーバーだと思います。
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